
車のエンブレム周りの落ちない黒ずみ汚れや苔を綺麗にする方法!おすすめの洗浄用品も紹介
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この記事では、エンブレムの汚れや隙間についた苔などの正しい洗車方法を知りたい方向けに、エンブレム周りの洗車方法を詳しく解説します。
記事の最後には、プロおすすめのエンブレム周りの洗車用品も詳しくまとめています。大切な愛車のエンブレムをキレイにしたい方に参考になる内容です。
この記事のもくじ
エンブレム周りの汚れの原因は水垢やキズ

水垢は雨水や洗車後の拭き残しが原因で発生しやすく、エンブレムの隙間にたまると黒ずみとして目立ちます。
さらに、走行中に付着したホコリや汚れと混ざることで、落ちにくい汚れへと変化してしまいます。
また、表面の輝きが失われ、くすんで見えるのはメッキ部分に細かいキズがつくことが原因です。
こうした汚れやキズを放置すると、サビや苔が発生しやすくなるため、定期的な洗浄や処置を行いましょう。
簡単!車のエンブレム周りの掃除方法

車のエンブレム周りの掃除は、市販の洗浄用品を揃えれば自宅でも簡単にできます。
用意するもの、洗浄方法などを詳しく解説します。
カーシャンプーやブラシを用意(100均もOK)
エンブレム周りの汚れをしっかり落とすには、専用のカーシャンプーや細かい部分を掃除できるブラシが必要です。
カーシャンプーは泡立ちが良く、汚れを浮かしやすいものを選ぶのがポイントです。
ブラシは毛先がやわらかいものを選びましょう。毛先が固すぎないものであれば、100均や歯ブラシなどでも代用できます。
エンブレムをキレイにする掃除手順
エンブレムをキレイにする正しい掃除手順は以下です。初心者でも難しくないので、ぜひ試してみましょう。
①水洗い
まずは表面上についているホコリや砂などを落とすため、水洗いをしましょう。
この時はまだ擦らず、まんべんなく水をかけるだけで大丈夫です。
②エンブレム全体の汚れを落とす
次に、カーシャンプーを泡立てエンブレム全体に塗布します。
ブラシやスポンジを使って優しくこすり、汚れを浮かせましょう。
ゴシゴシ強くこするとメッキ部分にキズがつく恐れがあるため、力を入れすぎないように注意してください。
③拭き取り作業
汚れが落ちたことを確認できたら、しっかり水で洗い流しましょう。
泡の流し忘れがあるとくすみの原因になります。
また、水滴の拭き残しも水垢の原因となるので、専用のマイクロファイバークロスなどを利用してしっかり拭き取りましょう。
キズによるくすみはピカールなど金属クリーナーを使用
エンブレムがくすんでいる場合は、メッキ専用の金属クリーナーを使用すると効果的です。
クロスに金属クリーナーを適量つけ、強く擦らず優しく磨きましょう。
目立たない部分で試してから全体を磨くと安心です。
仕上げに乾拭きをし、余分な成分を拭き取りましょう。ここまで行えば、エンブレムの輝きが復活するでしょう。
エンブレムの汚れ落としは中性洗剤でも代用できる

エンブレムの汚れは、中性洗剤を使うことでも手軽に落とせます。
台所用中性洗剤をぬるま湯に溶かし、柔らかいスポンジや歯ブラシで優しくこすれば、泥やホコリが落ちやすくなります。
研磨剤入りの洗剤はメッキ部分に傷をつける恐れがあるため、使用は避けてください。
洗浄後は水でしっかり洗い流し、マイクロファイバークロスで拭き取りましょう。
エンブレムのエッジなどにつく苔の原因と除去方法

黒ずみ汚れや水垢と合わせて悩まされるのが、隙間に発生する苔です。
ここで、苔が発生する原因や苔の取り方などを詳しく解説します。
苔がつく原因は湿気が多い環境
屋外駐車で日当たりが悪い場所では、雨や結露の影響で水分が長い時間残りやすくなります。
この状態が続くと、細かな隙間に水分が溜まり、苔が繁殖しやすくなってしまいます。
また、車の表面にホコリや汚れが付着しているとそれが栄養源となり、さらに苔の発生を助長する原因になるので気をつけましょう。
隙間やエッジについた苔の取り方
エンブレムの隙間やエッジに付着した苔は、専用のクリーナーやマルチクリーナーを使用して分解しながら除去するのが効果的です。
専用の液剤を吹きかけて数分放置し、汚れが浮いてきたらやわらかいブラシや筆を使って優しくこすり落としましょう。
細かい部分には綿棒やスポンジを活用すると、隙間の汚れもしっかり取り除けます。
プロおすすめ!エンブレム周りの洗浄用品3選
ここまで、エンブレム周りの汚れや水垢、苔の簡単な洗車方法などを詳しく解説してきました。
エンブレム周りは定期的に洗車することで、キレイな状態を保てます。
しかし、市場に数多くある洗浄用品からどれを選べばいいのか、迷う方も多いでしょう。
そこで、プロおすすめのエンブレム周りの洗浄用品を3点ご紹介しますので、購入の参考にしてください。
酸性クリーナー【CLEAN EXCEL】
「酸性クリーナー」は、エンブレムや左右のヘッドライトの間にある「グリル」と呼ばれる部分に付着した頑固な汚れを強力に分解するクリーナーです。
pH3.5の酸の力で化学的に汚れを落とし、鉄粉除去剤では取れなかった黒ずみやサビ汚れにも効果を発揮します。
使用方法はスポンジや刷毛で塗布し、5分ほど放置してから洗い流すだけと非常に簡単なため、初心者の方にもおすすめです。
ただし、メッキ部分に使用する際は変色のリスクがあるため、目立たない場所で試してから作業しましょう。
目地クリーナーDX【axe】
「目地クリーナーDX」は、エンブレムやボディの細かい隙間にたまった汚れを浮かせて落とす専用クリーナーです。
スプレーするだけで汚れが奥から浮き出てくるため、作業時間を短縮しながらキズを防げるのが特徴です。
洗車では落としきれない目地やエンブレムの隙間汚れを、安全かつ効率的に除去したい方におすすめです。
水垢取りクリーナー【CarPikal】
「水垢取りクリーナー」は、洗車では落としきれない蓄積した水垢や黒ずみ汚れを効果的に除去する業務用クリーナーです。
スプレーして拭き取るだけでスッキリ落とせます。
しつこい汚れには、スポンジで軽くこすりながら水で洗い流すと、より効果的です。
ただし、白やシルバーなどの淡色車専用のため、濃色車には使用できないので注意しましょう。
簡単にできる!エンブレム周りの黒ずみを洗浄しよう

この記事では、エンブレムの汚れや隙間についた苔などにお悩みの方に向けて、エンブレム周りの正しい洗車方法を詳しく解説しました。
エンブレム周りの汚れや苔などは、放置せず定期的に洗浄することで防げます。
専用のクリーナーを使用すれば、洗浄も難しくありません。
今回紹介した手順で洗車し、愛車のエンブレムをキレイに保ちましょう。