車の艶が続く、カルナバワックスとは?メリット・デメリットやおすすめの商品も紹介

車の艶が続く、カルナバワックスとは?メリット・デメリットやおすすめの商品も紹介


車への艶や、塗装面への保護に特化しているため、愛好家に人気なカルナバワックス

 

天然素材で高品質なため大変高い評価を受けていますが、実際にはどのような特徴があるのでしょうか。

 

そこでこの記事では、カルナバワックスの特徴やメリット・デメリットをプロの視点から解説し、さらに使用する時の注意点やグレードの違いまでまとめています。

 

 

また、記事の最後にプロがおすすめするカルナバワックス製品を、どのような特徴があり、どのような方におすすめかまで詳しく解説していますので、カルナバワックスを初めて選ぶ方にも参考になる内容です。

カルナバワックスとは?

ワックスコーティングをした白い車

カルナバワックスはブラジル北部原産のカルナウバヤシの葉から採取される天然ワックスです。

 

深い艶と光沢が特徴で、その仕上がりの良さが多くの人に愛用されています。

 

純度が高くなるほど優れた保護膜を形成し、石油系ワックスにみられる酸化や劣化が比較的遅いため、キレイな見た目が長持ちするメリットがあります。

 

生産量が限られていることもあり、通常のワックスと比べると価格は比較的高めに設定されていますが、使用感と満足度は価格以上に感じる方も多いのではないでしょうか。


カルナバワックスとガラスコーティングとの違い


カルナバワックスとガラスコーティングの大きな違いは、成分と艶の持続性にあります。


カルナバワックスは、天然のカルナウバヤシの葉から得られる蠟(ワックス)で、車の塗装面にトロリとした艶と深みを与えます。


天然素材のため、石油系ワックスに比べて酸化しにくく、長持ちする特性があります。


一方、ガラスコーティングは化学的に合成されたガラス成分を主成分とし、車の塗装面に硬い保護膜を形成します。

 

これにより、耐久性が高く、汚れや傷に強い被膜を作り出すことができますが、定期的なメンテナンスや費用がかかります。


理想としては、ガラスコーティングとカルナバワックスを組み合わせ、ガラスコーティングの耐久性とカルナバワックスの艶出し効果を合わせることも一つの方法と言えます。

カルナバワックスのグレードを解説

コーティングをした車

カルナバワックスは、品質によってT1、T2、T3というグレードに分類されます。

 

T1は最高品質で、「スペシャルフラワーグレード」とも称され、極めて純度が高く、最上の光沢を与えてくれます。


このグレードは自動車のポリッシュや高級家具の仕上げにも用いられることが多いです。

 

T2は中程度の品質を持ち、「プライムイエローグレード」と呼ばれ、良好な光沢と保護効果を持つため、一般的な自動車用ポリッシュやフロアワックスに使われています。

 

最後にT3は、「イエローグレード」として知られ、光沢や保護効果は比較的低めですが、産業用途やコストを抑えた製品に適しています。


カルナバワックス5つのメリット

車のボディにワックスを塗る様子

多くの方に選ばれているカルナバワックスですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。


主なメリットとして5つを挙げ、詳しくご説明します。

汚れを防ぐ


天然ワックスの特徴として、防汚性に優れているため、汚れがつくことを長期的に防ぐことができます。


とくにカルナバワックスは長期間防汚効果がすぐれているため、メンテナンスが楽なこともポイントです。

シミを防ぐ


カルナバワックスは、ガラスコーティングと比較しても水滴によるシミが出来にくく、影響も最小限に抑えることができます。


雨の日や状態の悪い道を走行する際などにも最適です。



紫外線を防ぐ


カルナバワックスには紫外線を吸収し、塗装の色褪せや劣化を防ぐ効果があります。


これにより、車が長時間の日光による紫外線からのダメージを減らし、車の塗装面をキレイに保つことができます。

艶が長持ち


艶が長持ちすることも大きなメリットです。


時間が経過しても美しい艶を持続する効果があり、石油系のワックスよりもさらに深みのある光沢に仕上がります。

持続性や光沢の綺麗さから、一度カルナバワックスを使用すると元に戻れないというユーザーも多数いらっしゃいます。



塗装を削らなくていい


車の塗装を削ることなくキズを目立たなくできることも大きなメリットです。


塗装を削るリスクが高いガラスコーティングの再施工に比べて、カルナバワックスはより塗装に優しい選択だと言えます。




カルナバワックス2つのデメリット

効果の高いカルナバワックスですが、デメリットも存在します。


主なデメリット2点を解説しますので、確認しましょう。

通常のワックスより費用が割高


カルナウバヤシの葉から採取される貴重な天然ワックスであることから、生産量が限られており、希少性が価格に反映されるためです。


しかし、価格以上に艶の持続性や防汚性、紫外線からの保護効果など、多くのメリットがあることから、価格に納得して使用している人が多数です。


使い方によっては傷がつくリスクがある


とくに固形タイプの場合使用には注意が必要です。

 

不均一に塗布するとムラができやすく、ムラをなくすために無理な方法で施工してしまうと、車の塗装面に微細な傷をつけるリスクがあります。

 

スプレータイプのワックスも便利ですが、いずれの形状でも正しい方法で使用しなければ、逆に車を傷つける可能性があります。


プロおすすめ!カルナバワックス5選


ここまで、カルナバワックスについて詳しく解説してきました。


とはいえ、たくさんのカルナバワックスの中からどれを選べばいいのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。


そこで、プロが選ぶおすすめのカルナバワックスを5点ピックアップしましたので、確認していきましょう。

「Z2(アルミホイールコーティング剤)」CLEAN EXCEL(クリーンエクセル)

「Z2(アルミホイールコーティング剤)」は、アルミホイール専用のコーティング剤です。

 

カルナバワックス配合であり、ホイール表面に耐久性のある高分子被膜を形成してくれます。

 

そのため、ホイールは衝撃や熱、酸や塩害から守られ、光沢と保護効果がさらに向上。

 

ボディと合わせて、ホイールを美しく維持したい方にとっておすすめの商品です。

「インパクトマスターフィニッシュ」Surluster(シュアラスター)


「インパクトマスターフィニッシュ」は、Surluster(シュアラスター)の代表的なカルナバワックス製品です。

 

非常に良い伸びと薄く硬い被膜が特徴で、耐久性に優れ、塗装を保護しながら深みのある光沢を与えます。

 

メタルやパールマイカなどのクリアー塗装車に最適です。

「ミスターマジック ゴールド」ProStaff(プロスタッフ)


「ミスターマジック ゴールド」は拭き取り不要のワックスで、従来のワックスと比較して作業時間が約4分の1に大幅短縮できます。

さらに、最高級カルナバの使用により深い艶が出ることが特徴


また、樹脂レンズやメッキ部分にも使用できる汎用性の高さが、多くのオーナーに愛されています。


「プロックススーパー」Willson(ウィルソン)


「プロックススーパー」は、高純度の植物性天然カルナバロウを使用した固形タイプのワックスです。

 

クロスキリングレジンという樹脂を配合し、カルナバ特有の美しい仕上がりと、抜群の撥水性や水垢防止性能を実現しています。

 

あまり乗り換えを考えておらず、定期的なメンテナンスでいつまでも新車のような艶を出し続けたい方に適しているワックスです。

「デジャブカルナバワックス」BLUEMIX(ブルーミックス)


「デジャブカルナバワックス」はBLUEMIX(ブルーミックス)が提供する、最上級カルナバを配合した高級固形ワックスです。

 

滑らかな手触りと、深く濡れたような艶をボディに与え、強固で持続性のある被膜を形成します。


他の固形ワックスと比べても伸びが良く、初心者でも簡単にムラのない仕上がりになるため、カーケアが初めての方にもおすすめです。

 

市販のワックスの中では高価な方ですが、手軽にプロ級の仕上がりを実現できる点が魅力です。

カルバナワックスで車に最強の艶を与えよう

車の前面のボディ


この記事では、カルナバワックスの特徴やメリット・デメリット、プロがおすすめするカルナバワックスを5つピックアップし、ご紹介しました。


ご自身の愛車を長く美しく保つために、今回の記事を参考に理想のカルナバワックスを見つけてくださいね。

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