ヘッドライトのアップ

【実は簡単】ヘッドライトの白濁・黄ばみ除去する方法!プロおすすめの洗浄用品も紹介


この記事では、ヘッドライトの白濁や黄ばみに悩んでいる方に、白濁・黄ばみの原因や簡単な除去方法などを詳しく解説しています。


記事の最後には、プロおすすめのヘッドライト洗浄用品まで詳しくまとめています。


ヘッドライトの白濁や黄ばみを除去したい方にとても参考になる内容です。

ヘッドライトの白濁・黄ばみの原因は紫外線やキズなど

黄ばんだヘッドライト


ヘッドライトの白濁・黄ばみは、ポリカーボネート製のカバーが紫外線や熱にさらされることが原因で起こります。


また、ヘッドライトバルブの熱や飛び石などでついた傷も、劣化を加速させる要因となります。


とに、日常的に屋外駐車が多い場合は紫外線の影響も大きく、黄ばみの進行が早まります。

白濁や黄ばみが出る前に対策が必要です。

ヘッドライトの白濁・黄ばみを放置するリスク

黄ばんだヘッドライト


ヘッドライトの白濁・黄ばみを放置することで、さまざまなリスクがあります。


主な3つのリスクをみていきましょう。


車検に通らなくなる


ヘッドライトの白濁・黄ばみにより光量が低下すると、車検の保安基準を満たさなくなる可能性があります。


2016年の基準改正で光量基準が厳格化され、光量不足が原因で車検不合格となる事例が増えています。


さらに、2024年8月以降はロービームでの検査が義務化されたため、光量不足で車検に通らないリスクがさらに高まっています。



除去したくても簡単に取れなくなる


ヘッドライトの白濁・黄ばみを放置すると、表面の劣化が進み、黄ばみが深く浸透します。


この状態になると、市販のクリーナーや簡単な手磨きでは落としきれず、専門的な研磨や再コーティングが必要になる場合があります。


劣化が進むほど費用や手間が増えるため、早期に対処することが重要です。


ライトが暗くなり事故リスクが高まる


ヘッドライトが白濁・黄ばみによって劣化すると、光の透過率が大幅に低下します。

その結果、夜間やトンネル内、雨天時の視界が暗くなり、運転に支障がでてしまいます。


ヘッドライトは他車や歩行者に自車の存在を知らせる重要な役割も持つため、光量不足は事故のリスクを高める要因となります。

【実は簡単】ヘッドライトの白濁や黄ばみを除去する方法

ヘッドライトを拭いている様子


適切な道具を揃え正しい手順で行えば、ヘッドライトの白濁・黄ばみを自宅で簡単に除去できます。


手順をみていきましょう。

道具の準備


まず、必要な道具を用意しましょう。用意する道具は以下になります。


  • 耐水ペーパー(1000番・1500番・2000番など)
  • コンパウンド
  • マスキングテープ
  • スポンジ
  • マイクロファイバークロス
  • コーティング剤


黄ばみの程度に合わせて耐水ペーパーの目を選びましょう。

汚れの洗浄


ヘッドライト表面の汚れを水で洗い流します


汚れが残ったままだと研磨時に傷がつく原因となるため、しっかりと洗浄してください。

周囲の保護


その後、ヘッドライトの周囲をマスキングテープで保護します。


マスキングテープは、車体や塗装が傷つくリスクを減らす役割があります。


黄ばみ取り作業


耐水ペーパーを使って黄ばみを磨きましょう。

黄ばみが強い部分には 目の粗いペーパー (1000番)を使用し、軽度な部分には細かい目のペーパー (2000番)を選びましょう。


作業中は水をかけながら、力を入れすぎないように優しく磨くのがコツです。


磨いた後は水で洗い流し、黄ばみが残っている場合は再度磨きを行います。



仕上げ磨き


仕上げにコンパウンドを使って磨きをかけ、透明感をさらに引き出します。


ポリッシャーを使うと効率的です。


コーティング


磨き終わったらマスキングテープを丁寧に剥がし、必要に応じてコーティング剤を塗布します。


これにより、再度白濁・黄ばみが発生するリスクを減らします。


黄ばみ取りで最強?マジックリンでも応用可!

ヘッドライトをクリーナーで拭いている様子


ヘッドライトの黄ばみ取りには、家庭用洗剤「キッチンマジックリン」も活用できます。


キッチンマジックリンは界面活性剤とアルカリ剤を含み、黄ばみや汚れを分解する作用があるためです。


ただし、使用には注意が必要です。


ヘッドライト周囲のボディやゴム部分に付着してしまうと、変色や劣化のリスクが高まります。


簡単で経済的ではありますが、マスキングテープなどでヘッドライト以外をしっかり保護しましょう。


※あくまでもマジックリンで応用できるということです。専用の洗剤を使用することをおすすめします。



知らないと後悔!激落ちくんや歯磨き粉でもキレイなるが、注意が必要

ヘッドライトの曇りを拭いている様子

激落ちくんや歯磨き粉を使ったヘッドライトの黄ばみ取りも、手軽で効果的な方法です。

しかし、使用には注意が必要です。


激落ちくんは研磨効果が高いため、力を入れすぎるとヘッドライト表面に傷が付く恐れがあります。


歯磨き粉は軽い汚れには有効ですが、成分によっては黄ばみを完全に除去できない場合もあります。


作業前にはヘッドライト周囲をマスキングテープで保護し、慎重に行いましょう。


ヘッドライトの白濁や黄ばみ除去を業者に依頼する時の料金

ヘッドライトのクリーニング


ガソリンスタンドやカー用品店でも行っており、1か所あたり3,000円~10,000円程度で黄ばみ除去を行っています。


料金は車種や作業内容、店舗によって異なりますので、事前に詳細を確認しましょう。


しかし、ある程度の汚れであれば市販のクリーナーとご紹介した除去方法を利用した方が、コスパはいいでしょう。


たとえば、CLEAN EXCELが販売している「レンズクリーナー」ですと、約4,000円前後で両側ヘッドライトに約13回も利用できます。


一か所に同じほどの金額がかかる業者施工よりも、かなりコスパがいいといえます。


次章でプロおすすめの市販クリーナーをご紹介しますので、チェックしていきましょう。



プロおすすめ!ヘッドライトの白濁・黄ばみをとる洗浄用品3選


ここまで、白濁・黄ばみの原因や簡単な除去方法などを詳しく解説してきました。


白濁・黄ばみは正しい手順に加え、どのようなクリーナーを使用するかでも仕上げのキレイさが変わります。


そこで、プロおすすめのヘッドライトクリーナーを3点紹介しますので、購入の参考にしてください。


レンズクリーナー【CLEAN EXCEL】


「レンズクリーナー」は、ヘッドライトやテールランプ、ドアバイザーの黄ばみ・白濁・曇りを簡単に除去できる溶剤です。


スポンジで塗布し、拭き上げるだけの簡単作業で新車のような透明感が蘇ります。


液剤は劣化物質を吸着して色が変わるため、効果が視覚的に確認できるのも初心者が扱いやすいポイントです。


両側ヘッドライトに約13回使用できる内容量となっているので、コスパのよさも魅力です。


研磨不要で手軽に使用でき、忙しい方にもおすすめの溶剤です。

ヘッドライト リフィニッシャー【Holts】


「ヘッドライトリフィニッシャー」は、黄ばみ・白濁したヘッドライトを新車のようにクリアな状態へ復元できる、スプレータイプの商品です。


専用の2液硬化型塗料を使用しているため、仕上がりが約2年間保ち、光沢感が長期間続きます。


プロ仕様の本格ケアを手軽に試したい方におすすめです。

ヘッドライトコーティングシステムHD-1【Linda】


「ヘッドライトコーティングシステムHD-1」は、クリーナーとコーティング剤がセットになった商品です。


ベースクリーナーで黄ばみや白化を簡単に除去し、ガラスプロテクトUVで光沢が復活します。


研磨不要で手軽に美しい仕上がりになる点も魅力です。


持続効果も高いため、透明感を長く維持したい方に最適です。

白濁・黄ばみを除去してクリアなヘッドライトへ!

ななめ前方から撮影した白い車


この記事では、白濁・黄ばみの原因や簡単な除去方法、プロおすすめのヘッドライト洗浄用品まで詳しくご紹介しました。


白濁・黄ばみはひどくないうちに正しい手順で洗浄し、それを定期的に繰り返し持続することが大事です。


この記事を参考に白濁・黄ばみを除去し、クリアなヘッドライトを保ちましょう。


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