自分でホイールコーティングする方法は?仕上げの注意点やおすすめのコーティング剤も紹介

自分でホイールコーティングする方法は?仕上げの注意点やおすすめのコーティング剤も紹介

「コストを抑えるために自分でホイールコーティングをしたい」


「失敗しないやり方って?」


この記事では、自分でホイールコーティングする方法キレイに仕上げるための注意点を解説しています。


プロの視点から選ぶ、おすすめのコーティング剤も紹介していますので、具体的なコーティング剤を知りたい方にも参考になる内容です。



ホイールコーティングの必要性

車のホイールのアップ


ホイールコーティングは、ホイールの色抜けや塗装の剥離の原因となる紫外線や熱からホイールを保護してくれます。


そのため、ホイールを長くきれいに保つために非常に重要です。


また、雨や泥による汚れ、熱による色あせ、ブレーキダストのこびりつきなどからもホイールを守ってくれます。


自分でホイールコーティングするメリット

積み重なったタイヤ

自分でホイールコーティングをする主な3つのメリットを確認していきましょう。


【メリット1:リーズナブルにコーティングできる】


プロに依頼する場合、一般的には軽自動車で1万円弱、乗用車で2万円ほどかかります。


しかし、自分で施工する場合、3〜5,000円程度の材料費だけで済むので、長い期間で考えてもコーティングコストを大幅に削減できます。



【メリット2:キレイな状態をキープできる】


2つ目は、常にキレイな状態を維持できることが挙げられます。


コーティング層が薄くなり始めたと感じたらすぐに再施工して保護できるため、汚れやブレーキダストの付着、紫外線や塩分による劣化から守り続けてくれます。



【メリット3:自分のタイミングで施工できる】


自分のタイミングで施工できるというメリットも挙げられます。


業者に依頼する場合、スケジュール調整や費用の問題で施工を希望するタイミングに合わせることが難しい場合も。


自分で施工する場合は自分のスケジュールに完全に合わせることができ、忙しい日々の中でも好きな時にコーティングをすることができます。


自分でホイールコーテホイールコーティングする基本手順

車のホイール部分

手順1.ホイールをキレイに洗浄



ホイール表面にはブレーキダストや油汚れ、泥はねなど日常の運転でのさまざまな汚れが付着しています。


これらの汚れを完全に取り除かなければ、コーティングにムラができてしまいます。


キレイに洗浄するためには水洗いだけではなく、専用の洗浄剤を使うこともおすすめです。



手順2.鉄粉除去作業



洗浄後のホイールには微細な鉄粉が残っていることがあります。


これを除去するために鉄粉除去剤を使用します。


まず、鉄粉除去剤をホイール全体に均一に噴霧し、3分間ほど放置します。


この時、剤が紫色に変色すると鉄粉と反応している証拠です。


変色後、鉄粉取り用の粘土を用いて、ホイール表面の鉄粉を慎重に取り除き、残った溶剤を水でしっかりと洗い流してください。



手順3.脱脂作業



鉄粉除去後の次のステップは脱脂作業です。


脱脂とは、塗装面の油分を取り除くことです。


ホイール表面の水分を完全に拭き取った後、脱脂クリーナーを用います。


マイクロファイバークロスに脱脂剤をしみ込ませ、ホイールの表面に残っている油分を丁寧に拭き取りましょう。


最後に乾いたクロスで再度拭き上げて、ホイール表面が完全に清潔で脂分がない状態になることを確認してください。



手順4.コーティング剤を塗布



脱脂作業が完了したら、いよいよコーティング剤の塗布作業です。


均一にホイール全体に行き渡るように注意し、マイクロファイバークロス、または専用のアプリケーターを使用してください。


コーティング剤が硬化する前に速やかに薄く均一に塗り広げることがポイントです。




塗布後はコーティング剤の使用用途に沿った適切な時間置いたあと、拭き取り作業に移ります。

手順5.コーティング剤の拭き取り



コーティングが馴染んできたら、次は拭き取り作業です。


マイクロファイバークロスを使用し、ホイールの表面に均一に塗布されたコーティング剤を軽く拭き取ります。


コーティング剤を全て拭き取らず、表面に薄く残る程度で止めることがポイントです。


これにより、コーティング層が適切に固まり、ホイールの撥水性や防汚性が向上します。


手順6.コーティング剤を乾燥



コーティング剤の拭き取りが終わった後、最終的にはコーティング剤を適切に乾燥させる必要があります。


コーティング施工後は、少なくとも24時間はホイールが水に触れないようにし、走行も控えましょう。



低温の環境下の場合、ヘアドライヤーなどの熱風を使って乾燥させる方法もあります。



ホイールコーティングをキレイに仕上げるなら、絶対に知っておくべき注意点

タイヤの前輪のホイール



ホイールコーティングをキレイに仕上げる場合、手順以外にも必ず守ってほしい注意点があります。


主な4つの注意点を挙げ、詳しく解説します。



硬いブラシは使わない


硬いブラシを使用すると、元々ホイールに施していたコーティング層が剥がれたり、ホイールが傷ついたりする恐れがあります。


柔らかいマイクロファイバークロスや専用のソフトブラシを使用することをおすすめします。



1日は走行を控えて乾燥させる


ホイールコーティング施工後は最低でも24時間は走行を控えましょう。


この期間でコーティング層は適切に乾燥され、効果を最大限に発揮します。


こ待たずに走行してしまうと、馴染む前にブレーキダストや道路の汚れがコーティング層に付着するため、コーティングの保護機能が低下する恐れがあります。



強アルカリ性と強酸性のクリーナーは控える


ホイールの洗浄には、強酸性や強アルカリ性のクリーナーの使用を避けましょう。


これらのクリーナーは、強力な汚れ除去能力を持っていますが、コーティング層に悪影響を及ぼす可能性があります。


そのため、安全でコーティングに優しい中性のクリーナーがおすすめです。



最初の洗浄作業は丁寧に行う


ホイール表面の油膜や汚れが残っているとコーティング剤がうまく密着せず、効果が低下してしまいます。


水洗いや鉄粉除去作業、脱脂作業は手順で紹介したやり方で丁寧に行い、ホイールが完全に脱脂されていることを最後に確認してください。



プロおすすめ!ホイールコーティング剤3選



ここまで、ホイールコーティングの施行手順や注意点などを詳しく解説してきました。


とはいえ、たくさんのコーティング剤の中からどれが自分の車に適しているのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。


そこで、プロが選ぶおすすめのホイールコーティング剤を3点ピックアップしましたので、確認していきましょう。



Z2(アルミホイールコーティング剤)【CLEAN EXCEL】



「Z2(アルミホイールコーティング剤)」はホイール表面に耐久性のある高分子被膜を形成し、耐久力を高めてくれるコーティング剤です。


耐摩耗性や耐衝撃性、耐熱性にも優れており、ロングドライブや頻繁に車を使用する方にもおすすめです。


また、酸や塩害にも強いため、海の近くに住む方や海沿いを走る方にも適しています。


そして、車の金属部分やFRP製部品の保護に優れた特徴があり、1本でホイール3台分程度施工できる量があります。


専用の塗り込み用スポンジや拭き取り用クロスもついているため、初心者でも安心して取り扱うことができます。



ホイールクリスタル【洗車の王国】



「ホイールクリスタル」は、超高硬度皮膜を形成するホイール専用コーティング剤です。


シラン化合物を含む特別な配合によりホイールを強力に保護し、汚れの付着やスクラッチからホイールを守ります。


また、アルミホイールはもちろん、メッキやポリッシュ加工されたホイールにも適用可能で、様々なタイプのホイールに対応しています。


CCグロスゴールド ホイールコーティング【ProStaff】

「CCグロスゴールド ホイールコーティング」は、高光沢と強い耐久性を誇るホイール専用コーティング剤です。


ガラス系コーティング成分を含み、フッ素系レジンが強撥水効果を発揮!


ブレーキダストや水アカの固着を防ぎます。


使用方法は洗車後の濡れたホイールにスプレーし、拭き取るだけと簡単なため、忙しい方にもおすすめです。


自分でホイールコーティングして耐久性・撥水性をキープしよう!

山の風景と白い車



この記事では、自分でホイールコーティングをする手順や、キレイに仕上げるための注意点プロがおすすめするコーティング剤3つをピックアップし、ご紹介しました。


正しい方法で定期的なホイールコーティングを行えば、 ホイールの美しい見た目を長くキープすることができます。 


ぜひこの記事を参考に、ご自身の車に合ったホイールコーティングをしてみてくださいね。


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