サビている白い車のボディ

車がサビる原因とは?〜自分で行うサビ防止対策を専門店が解説〜


「海岸沿いの走行や、融雪剤の影響でのサビが気になる...」


「サビないためにはどうすればいいの?」


車の汚れは放置しているとサビる原因となり、小さなサビが大きくなると最悪車が動かなくなる可能性もあります。


車が動かなくなるとレッカー移動する手間や修理代が高額になるなど良いことがありません。



そこでこの記事では、車がサビる原因やサビを防止する方法について、この道50年の洗車のプロが詳しく解説します。



この記事でわかること

  • 車がサビる原因

  • サビを放置する危険性

  • 車のサビが発生しやすい箇所

  • 車のサビを防止する方法


洗車のプロがおすすめする商品もいくつか紹介するのでぜひ参考にしてください。


車がサビる原因を解説

錆びついた車


車のサビは金属の部分が酸素や水と触れると発生するため、水に濡れたまま車を放置するとサビやすくなります。


特に海沿いを運転したあと、塩分を含んだ海水や潮風に晒された車体をそのまま放置するのは良くありません。


とくに、車体に傷などがある場合はそこからサビが広がり始めます。



また、融雪剤が撒かれた冬の道路を走ったあと、そのままにしておくこともサビが発生する原因となります。


雪道を走ったあとはガソリンスタンドの洗車機でもよいので下回りの洗浄を必ず行いましょう。


雪道を走ったあとの対処法についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。

車のサビをそのままにしておくのは危険?

白い車のボディに付着したサビ


車のサビをそのままにしておくとサビがどんどん広がります。

下回りに穴が開いたり走行できなくなったり修理代が高くなってしまうことも。



特に下回りには「エンジン」「ブレーキローター」など重要な部品が集まっています。


これらの部品は一度壊れてしまうと修理代が高くなるだけはありません。

車が動かなくなることや、下回りに使われているネジがサビて走行中に落ちてしまい大事故に繋がる可能性も。



エンジン故障した場合の修理費用のおおよその目安として以下のように言われています。

  • センサー類:1〜10万円程度
  • エンジンの載せ替え:30〜100万円程度


高級車なら100万円を超えるケースもあります。

車のサビが発生しやすい箇所とは?

ホイールがサビついたタイヤ

車のサビを放置しているとエンジンの故障や車体の劣化に繋がるため早めの対策が必要だとわかりましたが、どこにサビが発生しやすいのでしょうか。


車のサビが発生しやすい場所

  • ホイール

  • フロントガラス周辺

  • 車体の下

  • サイドステップ

  • ボディの繋ぎ目

  • バンパー裏側

  • マフラー


上記の場所は走行中に風を受けやすかったり、タイヤが巻き上げた泥や融雪剤が付着しやすかったりする場所で、特にサビやすくなっています。


さらに、「マフラー」やボディの繋ぎ目、サイドステップなども注意が必要です。




自分でできる車のサビを防止する方法を解説

カーシャンプーで洗車をしている車


サビを放置することの危険性や、サビやすい場所がわかったところで、ここからは自分でできる車のサビを防止する方法を4つを解説します。


車のサビ防止対策4選

  1. こまめな洗車を行う

  2. 下回りの洗車を行う

  3. 小さな傷でもすぐに修理する

  4. 市販のコーティング剤を使う


どの防止対策も自宅で簡単にできるので、できることから試していきましょう。


車のサビ防止対策①こまめな洗車を行う


こまめな洗車は車に付着した汚れやサビの原因を落とす、おすすめのサビ防止対策です。


車のことを考えると手洗い洗車が理想ですが、ガソリンスタンドの洗車機を利用しても問題ありません。


1ヶ月に一度くらいは洗車を行いましょう。


しかし、海の近くや雪道を走ったあとは例外です。


車のボディや下回りに海水や融雪剤が付着している可能性が高く、サビやすくなっているため、すぐに洗車で洗い流しましょう。



ちなみに、海岸沿いや雪道など錆びやすくなる条件下で走行していない方でも、毎週洗車をする方がおられます。


このように高頻度で洗車をしすぎるとスポンジでコーティングを傷つけ、ボディを劣化させる可能性があるためおすすめできません。


車のサビ防止対策②下回りの洗車を行う


下回りは融雪剤や泥水を巻き上げるため定期的に洗車を行いましょう。


車の下回りの洗車方法

  • ガソリンスタンドのセルフ洗車機を利用する

  • 専門店に持ち込む

  • 自宅で洗車する


この中なら「ガソリンスタンドのセルフ洗車機を利用する」方法がとても簡単です。


ほとんどのガソリンスタンドの洗車機には、地面に車の底に向けて水を噴射するノズルがあり、下回りに付着した泥や塩分を洗い流す機能があります。



料金も通常の洗車料金に300円ほどプラスするだけなのでおすすめです。


車の下回りの洗車方法についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

車のサビ防止対策③小さな傷でもすぐに修理する


車のサビは小さな傷からすぐに広がっていくため、迅速に修理する必要があります。

しかし、小さな傷の修理でも専門店に持ち込むと数万円はかかるためハードルが高いと思います。


そこで車の傷を手軽に修理できる「タッチペン」がおすすめです。


タッチペンはカー用品やネット通販で手軽に入手でき値段も高くないため、小さな傷の修理に向いています。

タッチペン ソフト99
Amazon: タッチペン


また、さらに手軽に傷を直したい方には、スプレータイプの商品もおすすめのです。


クリーンエクセル「ファイナル7」は傷に吹きかてクロスで拭くだけ。


ほんの数十秒で傷を修理できます。

価格は3,790円(税込)と、専門店に持ち込むよりもかなり安くなります。


気になる方はぜひチェックしてみてください。


車のサビ防止対策④市販のコーティング剤を使う



コーティング剤を使用し、汚れを付きにくくすることもサビ対策に繋がります。


コーティング剤を使用すると洗車頻度を落とせるため、仕事が忙しくてなかなか洗車の時間がとれない人にもおすすめです。


とはいえ、専門の業者にコーティングを依頼すると金額がネックになります。


そこで以下のように自宅でコーティングできる商品を活用しましょう。



塗って拭き取るだけなので誰でも簡単に使えます。


また、ボディだけでなく「ホイール」「ヘッドライト」にも使えるので、これ1本あれば、車丸ごとピカピカに。


使用方法の動画も公開されているので気になる方はぜひご覧ください。


専門業者によるコーティング対策もおすすめ

コーティングされたスポーツカー


愛車をピカピカにコーティングしたい方は専門業者によるコーティング対策もおすすめです。


コーティングにはサビや汚れを防止する効果に加え、車を売却するとき綺麗なため高値で売れる可能性もあります。


車のコーティングの種類やメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

サビが広がる前に防止対策を行おう

黒い車のヘッドライト


この記事では車がサビる原因やサビを防止する方法について解説しました。


車のサビ防止対策4選

  1. こまめな洗車を行う

  2. 下回りの洗車を行う

  3. 小さな傷でもすぐに修理する

  4. 市販のコーティング剤を使う


車のサビは放置していると車の故障の原因となるため、こまめな洗車や傷の修理、汚れないためのコーティングが大切です。


とはいえ、専門店にコーティングを頼むと数万円~数十万円はかかるため、気軽に行いにくいものです。


そこで、紹介したクリーンエクセル 「エクセルブライトリキッド」 なども活用してぜひ手軽に自分でコーティングを行ってみてください。


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