「冬の洗車は手が冷たくてつらい…」
このように感じている方は多いのではないでしょうか。
冬の洗車は冷たい水で指先が痛くなります、素手だと手荒れの心配もあります。
さらに、冬は気温が低いため洗車自体が苦痛になりやすい季節です。
こちらの記事では、冬の洗車に手袋を着用するメリットを解説します。
この記事でわかること
冬に洗車で手袋を使う3つのメリット
冬の洗車におすすめの手袋5選
また、手袋を着用させるコツについても解説しますので、まだ手袋で洗車を行っている方もぜひ最後までご覧ください。
冬に洗車で手袋を使用する3つのメリット
まずは冬に洗車で手袋を使用するメリットについて解説します。
冬に洗車で手袋を使用する3つのメリット
防寒対策になる
手荒れを防止できる
ケガの予防になる
それぞれメリットを確認していきましょう。
メリット①:防寒対策になる
冬場の水温は5℃前後と低く、素手で触れると血流が悪くなり指先がしびれ、思うように動かせません。
手先が痺れて細かな作業ができないと車体を傷つけてしまったり、作業時間が長引いてしまったりします。
冬の寒い時期は手袋を着用し、手先を温かくして作業しましょう。
また、手袋の中に薄手のインナーグローブを着用すると温かくておすすめです。
とはいえ、手袋を着用しても、冬に水を使用した洗車を定期的に行うのは負担に感じる方も多いのではないでしょうか。その場合は水を使用しない「水なし洗車」をぜひお試しください。
水なし洗車に関して詳しく知りたい方はチェック
メリット②:手荒れを防止できる
冬の水はとても冷たいので、手の表面にあるうるおいを守る油(皮脂)が落ちやすくなります。
そして、洗車で手の油が少なくなると、うるおいを守るバリアが弱くなり、手荒れが起こりやすくなるのです。
また、手が直接水に触れると手の皮がふやけてしまい、乾く時にひび割れや赤ぎれが起こりやすくなります。
毎年寒い季節の手荒れがひどい方は、必ず手袋を着用して洗車を行いましょう。
メリット③:ケガの予防になる
冬の寒さで冷えて硬くなった手の皮膚はとてもデリケートです。車体の角や金属パーツに触れると、小さな力でも切れやすく、ひび割れの原因にもなります。
また、滑り止めがある手袋なら道具をしっかり掴めるため、うっかり落として車を傷つけることもありません。
気温が低い冬こそ、安全のためにも手袋で作業しましょう。
洗車用手袋の種類を解説
洗車用の手袋には様々な種類がありますが、ここでは代表的な3つについて解説します。
洗車用手袋の種類
ゴム手袋
ニトリル手袋
グローブ型手袋
それぞれどのような特徴があるのか確認していきましょう。
ゴム手袋
ゴム手袋には、水をしっかりはじく高い防水効果があります。
ゴムは水を通さない素材なので、冷たい水や洗剤が手に直接ふれず、冬でも手が冷えにくいため、手荒れを防ぎたい方に向いている手袋です。
さらに、ゴムは滑りにくい素材のため、スポンジ・バケツ・ブラシを持っても落としにくく、作業中のミスを減らせます。
ニトリル手袋
ニトリル手袋は天然ではなく合成ゴムで作られているため、ゴムアレルギーの人にもおすすめです。
ニトリル手袋はとても薄いため細かい作業に向いており、エンブレムや小さなスキマなどの洗浄がしやすく、細かい作業をしたい場面で使いましょう。
一方で、保温力は弱めなので、他の種類の手袋と比べると冬の洗車では手が冷えやすくなります。寒い日は、ニトリル手袋の下にうすいインナー手袋を着用しましょう。
グローブ型手袋
グローブ型手袋は防寒にすぐれた厚手の手袋で、冬の作業に向いています。
内側にフリース素材やボア素材を使っていることが多く、冬場でも手先が冷えません。
また、グローブ型手袋は厚いため「動かしにくい」と思われがちですが、洗車用のグローブなら指の曲げやすさを考えた形になっているものがほとんどです。
冬におすすめの洗車用手袋5選
ここからはおすすめの手袋を5つ紹介します。
冬の洗車におすすめの手袋5選
ショーワグローブ「TEMRES 01winter」(ゴム手袋)
ゴム手袋のおすすめ商品は、ショーワグローブの「TEMRES 01winter」です。
こちらの手袋は特殊な加工で氷点下でも硬くならないことに加え、樹脂コーティングによる防水加工で水分を通しません。
水分は通しませんが透湿性に優れているため、汗などの湿気は手袋の外に出ていく構造になっています。
また、裏起毛なので温かく、洗車以外に冬のアウトドアでも使えます。
ワークマン「巧の力ゴム手DX 1双」(ゴム手袋)
ゴム手袋ならワークマンの「巧の力ゴム手DX 1双」もおすすめの商品です。
厚手の天然ゴムラテックス素材で手にしっかりフィット。グリップ力も優れているため濡れたスポンジやホースを持ってもすべりにくく、車体のすみずみまで安心して洗えます。
また、防水性も高いため、冷たい水を使う冬の洗車でも手が濡れにくく手荒れの予防にも効果的です。
ショーワグローブ「厚手 メカニクスギア」(ニトリル手袋)
ニトリル手袋のおすすめ商品は、ショーワグローブ「厚手 メカニクスギア」です。
こちらの商品は滑り止め加工がされており、洗車の道具を落とす心配がありません。
また、薄手ですが丈夫に作られており、自動車の整備などでも使われています。
防寒よりも薄手で作業のしやすさを重視する方にはおすすめの商品です。
プロスタッフ「ファイバーグローブ」(グローブ型手袋)
グローブ型手袋のおすすめ商品は、プロスタッフ「ファイバーグローブ」です。
こちらの商品は手のひら感覚で洗えるため使いやすく、極細のマイクロファイバーの繊維がフロントグリルやドアバイザーなどの細かいところまで入り込み綺麗に洗えます。
また、コーティング施工車にも使える商品なので、ボディを傷つける心配がありません。
値段も634円(税込)と安いため、初めてグローブ型手袋を使う方にもおすすめの商品です。
オートバックス「ゴリラの手」(グローブ型手袋)
オートバックス「ゴリラの手」は、両面仕様のおすすめグローブ型手袋です。
毛足の長いツイスト面は細かなすき間に入り込み、エンブレムなどのこびりついた埃や砂をしっかりキャッチします。
反対側のクロス面は目が細かく、虫のこびりつきやしつこい汚れを落とすのにぴったりです。
さらに、グローブの形状は左右対称のため利き手を気にせず、ひっくり返すだけで使う面を簡単にチェンジできます。
また、5本指のデザインで指先まで自由に動かせるため、素手感覚で洗車ができます。
手袋を長持ちさせるコツを紹介
せっかく購入した手袋も使用後そのままにしていてはすぐに劣化してしまいます。
手袋を長持ちさせるコツは、使用後すぐに水洗いし乾燥させることです。
しっかり乾燥させないとゴムが劣化したり、臭いが染み付いたりします。
風通しのよい場所で、指の先まできちんと乾かしてから保管しましょう。
また、ゴムタイプの手袋は、強い日ざしに当たると素材が劣化しやすくなるため、日かげで干すのがおすすめです。
少しの手間で手袋のもちが大きく変わります。ぜひ試してみてください。
まとめ:冬の寒い洗車は手袋で乗り切ろう
この記事では冬の洗車の防寒対策について詳しく解説しました。
冬の洗車では冷たい水の影響で手が痛くなったり、肌が荒れたりなど様々な悪影響があるため、手袋の着用が必須です。
冬の洗車におすすめの手袋5選
上記の商品はどれもおすすめの商品です。 冬の洗車で使う手袋選びで迷ったらこの中から選んでも間違いありません。
また、寒い冬の季節に冷たい水を気にせず洗車がしたい方には、水なし洗車もおすすめです。
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