車の研磨

車の研磨は自分でできる!手順やおすすめのポリッシャー・コンパウンドを紹介


「愛車の艶がなくなってきた…」


「小キズが気になるけど、業者に頼むのは高そう…」


このように感じている方は多いのではないでしょうか。


研磨に使う道具は手軽に手に入りますが、自己流で磨いてしまうと塗装を削りすぎたり、白ボケやムラが出たりします。


愛車を美しく保つためには、研磨の正しい知識と手順を知っておくことが大切です。


そこでこの記事では、初心者でも失敗しにくい研磨のやり方をプロが解説します。


この記事でわかること

  • 自分で車を研磨するメリット

  • 自分でできる車の研磨手順5Step

  • 自分で車を研磨する際の失敗しないためのポイント


また、おすすめのポリッシャーやコンパウンドも紹介するので、道具選びに迷っている方もぜひ最後までご覧ください。



自分で車を研磨するメリット

車を研磨する様子

自分で車を研磨するメリットには以下のようなものがあります。


  • プロに頼むよりもコストを抑えられる

  • ピンポイントで研磨ができる

  • 車への愛着が深まる


一番のメリットはプロに頼むよりもコストを抑えられることです。


例えばオートバックスで研磨を頼むと、プリウスなどの一般的な普通車(Mサイズ)なら9,300〜40,700円と高額な費用がかかります。


もちろん自分でやるよりも綺麗に仕上がりますが、自分で研磨するなら1万円以下で工具も全て揃います。


また、自分で研磨すると、気になる部分をピンポイントで仕上げられるのもメリットです。少し傷が付いたので消したいと思った時も費用を気にせず気軽に作業できます。


さらに、車に対しての愛着がより一層深まり、大切に扱うようになるでしょう。


車の研磨に必要な道具を紹介

車を研磨する様子

自分で車を研磨することのメリットがわかったところで、次は必要な道具を紹介します。


車の研磨に必要な道具

  • ポリッシャー

  • コンパウンド


どちらもカー用品店やネット通販で簡単に手に入ります。


ポリッシャー


「ポリッシャー」とは、回転するパッドでコンパウンド(研磨剤)をボディに当て、塗装表面のキズやくすみを整えるための電動研磨機です。


ポリッシャーを使うと、手磨きでは出せない均一な仕上がりと艶を出せます。


ポリッシャーは主に3タイプあります。


  • シングルアクション

  • ダブルアクション

  • ギアアクション


初心者におすすめなのはダブルアクションポリッシャーです。


ランダムに動くため磨きムラのリスクが低く、慣れない人でも扱いやすくなっています。


初心者の方が購入するならスポンジがセットの商品を購入すると良いでしょう。


コンパウンド


「コンパウンド」とは、車のボディについた小さなキズやくすみを削り取り、ツヤを出すための研磨剤入りクリームです。


コンパウンドはポリッシャーと組み合わせて使用し、日常の洗車や風雨による小さなキズやくすみを削り取ります。


一般的にコンパウンドは「粗目→細目→極細」と段階的に使い分けますが、最近では1本で段階的に粒度が変化する「多段階のコンパウンド」も登場しています。


初心者の方は最初から複数の種類を使い分けるよりも、「使っていくうちに粒子が砕け、自然に仕上げまで進むタイプ」のコンパウンドがおすすめです。


自分でできる車の研磨手順を5Stepで解説

5Step

車の研磨を自分でするために必要な道具がわかったところで、ここからは研磨手順を5Stepで簡単に解説します。


自分でできる車の研磨手順5Step

  • Step1:洗車・鉄粉除去

  • Step2:マスキングで保護

  • Step3:粗目コンパウンドで初期研磨

  • Step4:細目・極細でツヤ出し

  • Step5:仕上げにコーティング


それぞれ順番に確認していきましょう。


Step1:洗車・鉄粉除去


まずはボディ表面に付着したホコリや砂、油膜をきれいに落としましょう。


研磨の前に汚れを残したまま作業すると、研磨パッドでその汚れをこすり、逆に傷を増やしてしまう恐れがあるからです。


カーシャンプーで優しく洗い、水で綺麗に流しましょう。洗浄後はしっかり水分を拭き取るのがポイントです。


また、余裕があれば鉄粉除去も行いましょう。鉄粉を放置すると水分と反応して酸化し、サビになります。


Step2:マスキングで保護


研磨中にポリッシャーが当たると、パーツに傷が付いてしまいます。

そのため、ライトの縁・モール・樹脂パーツなど、研磨したくない部分をマスキングテープで保護しましょう。


細かい部分は細幅テープを使うと綺麗にマスキングできます。


また、テープの端が浮くと隙間からコンパウンドが入り込み、仕上げ後に汚れが残るため注意しましょう。


Step3:粗目コンパウンドで初期研磨


まずは「粗目コンパウンド」で、浅い洗車キズやくすみを除去します。


ポリッシャーのパッドにコンパウンドを少量乗せ、回転数を低速に設定し、30cm四方を目安にゆっくり磨きます。


このとき、同じ場所に長時間あてないように注意しましょう。摩擦熱で白ボケの原因となります。


表面がなめらかになったら一度拭き取り、光の反射をチェックし気になる部分があれば軽く追加研磨しましょう。


Step4:細目・極細でツヤ出し


初期研磨で塗装面を整えたあとは、「細目→極細コンパウンド」で艶出しを行います。


回転数は中速にし、少量のコンパウンドで均一に磨き上げます。


ここでも強く磨き過ぎると、摩擦熱で白ボケが発生してしまうため注意が必要です。


仕上げはマイクロファイバークロスで軽く拭き取りましょう。


ここでムラや白っぽさが残る場合は、力を入れすぎたか、コンパウンドをつけすぎた可能性があります。


クロスで軽くならすだけでツヤが出るのが、上手く研磨できている目安です。


Step5:仕上げにコーティング


研磨後のボディは、塗装表面がむき出しの状態になっています。


このままでは酸化しやすく、くすみが出ることがあります。


研磨後はコーティング剤を塗布し、塗装を保護しましょう。


コーティングによって艶が長持ちし、汚れが付きにくくなります。


自分で車を研磨する際の失敗しないためのポイント

車を研磨する様子

自分で車を研磨する際は、慣れるまでボディ全体を一度に仕上げないことが失敗しないためのポイントです。


ポリッシャーの扱いに慣れないうちは、強く押し付けすぎてしまったり、回転速度の調整が上手くできなかったりするでしょう。


これは、摩擦熱によるムラができやすく白ボケ発生の原因となります。


そのため、慣れるまでは部分ごとに作業して感覚をつかみましょう。


小さい範囲なら失敗してしまっても修正ができます。


なでる感覚で、常に一定のリズムで動かすのがポイントです。


また、コンパウンドが少なすぎるとパッドが空回りして塗装を傷めます。


パッド1枚あたり「米粒大3〜4滴」を目安に、足りなければ少しずつ追加しながら作業しましょう。


おすすめのポリッシャー・コンパウンドを紹介


自分で車を研磨するためにはポリッシャー・コンパウンドが必要ですが、種類が多すぎて初心者はどれを選べば良いかわからないと思います。


そこでここでは、おすすめのポリッシャー・コンパウンドを紹介します。


おすすめのポリッシャー・コンパウンド

  • ミナトワークス「18V充電式 電動ポリッシャー」

  • ホルツ「リキッドコンパウンドミニセット」


ミナトワークス「18V充電式 電動ポリッシャー」


ミナトワークス「18V充電式 電動ポリッシャー」は初心者におすすめのダブルアクションのポリッシャーです。


マジックテープ式のバフに対応しており取り外しが簡単。持ちやすく長時間の作業でも疲れにくいデザインで、逆さまにすればバフを汚さずに置ける扱いやすい構造になっています。


また、コードレスで作業がしやすいのもおすすめのポイントです。


値段も5,680円と手頃な値段のため初心者におすすめの1台となっています。


ホルツ「リキッドコンパウンドミニセット」


ホルツ「リキッドコンパウンドミニセット」は、下地処理・キズ取りの細目、鏡面仕上げ用の極細、超鏡面艶出しの超極細がセットになった小容量サイズの液体研磨剤です。


3種類の荒さが違うコンパウンドがセットになっているので初心者でも迷わずに選べます。


また、少量タイプなのでお試しで使ってみたい、初めて自分で車の研磨をやってみるという方にもおすすめの商品です。


Amazonでの評価も星3.9(4,822件)と高くて安心(2025年12月現在)。迷ったらこちらの商品を購入しましょう。


まとめ:車の研磨は自分でもできる!

車を研磨する様子

この記事では車の研磨を自分でする方法について解説しました。


正しい知識や手順を知らないまま自己流で研磨してしまうと、白ボケやムラの原因となります。


今回解説した手順や失敗しないためのポイントを参考に、自分の手で愛車の研磨にチャレンジしてみましょう。


また、おすすめのポリッシャー・コンパウンドも紹介しました。


初心者は今回した紹介したものの中から選べば間違いありません。


おすすめのポリッシャー・コンパウンド


特に初心者の方は最初から複数の種類を使い分けるよりも、「使っていくうちに粒子が砕け、自然に仕上げまで進むタイプ」のコンパウンドがおすすめです。


道具選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。