海辺を走る車

1日中、車が潮風にさらされるなら押さえておきたい4つの対策|洗車方法や寿命も解説


この記事では、海沿いの走行を頻繁に行ったり、海水浴などで1日中潮風にさらされたりする車を守るために押さえておきたい4つの対策方法や、正しい洗車方法などを詳しく解説します。


また、プロおすすめの潮風から守る洗浄用品やコーティング用品を詳しくまとめています。


大切な愛車を潮風による影響から守り、見た目の美しさを守りたい方に参考になる内容です。


なぜ潮風で錆びるのか、原因は塩害

錆びた車


塩害とは、海風に含まれる塩分が車に付着し、鉄やアルミなどの金属部品が酸化しやすくなり、錆びが促進される現象です。


塩分は水分を吸着する性質もあるため、乾燥した後でも金属内部に水分をとどめやすくなる特徴があります。


その結果、小さな赤茶色の斑点から始まり、放置すると腐食して穴あきや部品の欠落を招きます。


特に下回りや錆びやすいボルト部は重点的なケアが大切です。



海沿いで潮風の影響を受ける車は寿命が短くなりやすい

海辺を走る車


潮風による塩分の影響が大きい車は、前述した塩害によって寿命が短くなります。


特にボディの下まわりやマフラー、ブレーキ部品などの金属部分が錆びやすく、放置すると部品が腐食して強度が落ち、車検に通らなくなることもあります。


また、塗装の劣化も進みやすく外観が損なわれやすいことも特徴です。


車を潮風から守る4つの対策方法

車のボディを拭き取る様子

ここでは、潮風による塩害から車を守る4つの対策方法を紹介します。車の寿命を縮めないためにも実践しましょう。



海水がかかった箇所はすぐに拭き取る


潮風や波しぶきで海水が車にかかった場合は、すぐに拭き取りましょう。


塩分を含んだ水がボディや金属部分に残ると、錆や腐食の原因になります。


特にドアの隙間やエンブレムの周辺など、水が溜まりやすい部分は要注意です。


水で薄めた中性洗剤を使い、柔らかい布で優しく拭きましょう。 


コーティングをする


コーティングをしてボディ表面に保護膜をつくることで、塩分や汚れの付着を防ぎやすくなります。


特にガラス系コーティングが耐久性にも優れているため、海沿いの環境に向いていると言えます。


定期的に施工することで、塗装の劣化やサビの進行を抑えられるでしょう。 


ガラスコーティングについてさらに詳しく知りたい方は、下記記事も合わせてチェックしてください。

ガラスコーティングを自分でする簡単な方法とおすすめのコーティング剤を紹介 

海沿いに住んでいる場合はガレージ保管をする


シャッター付きのガレージ保管をすることで、塩分を含む湿気から車を直接守れるため、サビや塗装の劣化を防ぎやすくなります。


特に海沿いなど毎日潮風にさらされる地域では、ガレージなどの室内保管が安心です。


ガレージが難しい場合は、車体カバーを使うなどの工夫も検討しましょう。 


こまめな洗車を心掛ける


潮風によるサビや塗装の劣化を防ぐもっとも有効な手段が、こまめな洗車です。


特に海沿いに住んでいる場合や潮風を受けた日は、できるだけ早く洗車することで塩分を取り除けます。


一日中潮風にさらされた車の洗車方法

タイヤを洗う様子


潮風にさらされた車は、より丁寧に洗車する必要があります。ボディと下回りの洗車方法をそれぞれ詳しくご紹介します。



ボディは丁寧に水洗い洗車


丁寧な水洗い洗車や中性洗剤のシャンプーによる洗車がおすすめです。


まずはシャンプーを使う前に、水洗いでしっかり洗い流しましょう。最初に塩分や砂ぼこりを落としておくことで、ボディを傷つけるリスクを減らせます。


次に泡立ちのいい中性洗剤でやさしく洗い、汚れをしっかり取り除きます。その後の拭き取りも欠かさず行いましょう。



車の下回りやホイールも忘れず洗車


潮風に含まれる塩分は、車の下回りやホイールにも付着しやすく、放置するとサビの原因になります。特に下回りは見えにくいため、洗い忘れないようにしましょう。


洗車方法としては、定期的に水でしっかり洗い流しましょう。


ホイール用の洗剤の使用や高圧洗浄機があればより効果的です。


また、洗車後はコーティングを施すことで潮風による影響を軽減できます。 


洗車後のホイールのコーティングについて詳しく知りたい方は、下記記事も合わせてチェックしてください。 

自分でホイールコーティングする方法は?仕上げの注意点やおすすめのコーティング剤も紹介  

プロおすすめ!潮風から車を守る洗浄用品やコーティング剤4選


ここまで、海沿いの走行を頻繁に行ったり、海水浴などで1日中潮風にさらされたりする車を守るために押さえておきたい4つの対策方法や、正しい洗車方法などを詳しく解説しました。


潮風にさらされる車は事前の対策や定期的な洗車が大切です。


しかし、コーティングや定期的な洗車にどのようなものを使用したらいいのか、悩んでいる方も多いでしょう。


そこで、プロおすすめの洗浄用品やコーティング剤を4点ご紹介しますので、購入の参考にしてください。 


撥水シャンプー【CLEAN EXCEL】


クリーンエクセルの「撥水(はっすい)シャンプー」は、特殊変性シリコーン配合で泡立ちが良く、ボディの泥汚れや砂をやさしく洗い流せる洗浄洗剤です。


洗車と同時に簡易的な撥水コーティング効果が得られる点が魅力で、使用後は水滴がボディに残りにくくなります。


そのため、乾燥時間が短縮され、汚れが再び付着することも防止できます。


また、塗装面に傷をつけず光沢を保つため、洗車後の仕上がりの美しさが長持ちします。


海沿いで潮風の影響を受け続けている車の洗車にも最適な洗浄洗剤といえるでしょう。 



ドロップシャンプー【Pellucid】


「ドロップシャンプー」は、中性ながら撥水コーティング効果がある濃縮タイプの洗浄洗剤です。


洗浄しながらシリコーン系コーティングがボディ・ガラスに付くため、洗車後はツヤのある表面が実感できます。


定期的な洗車で手軽に美しい仕上がりにしたい方におすすめです。 



CCウォーターゴールド(ガラス系ボディコーティング剤)【Prostaff】


CCウォーターゴールド」は、洗車後の濡れたボディにスプレーし、拭くだけで深い艶と高撥水が得られるガラス系コーティング剤です。


ガラス系ナノコロイド配合で繰り返すほど硬く厚い被膜が形成され、艶と保護効果が高まります。


簡単な施工で海風による塩害に強いボディを保てます。


窓ガラスやヘッドライトにも使用できるため、手軽にコーティングしたい方におすすめです。 


一日中潮風にさらされる車はこまめな洗車やコーティングが大切


この記事では、海沿いの走行を頻繁に行ったり、海水浴などで1日中潮風にさらされたりする車を守るために押さえておきたい4つの対策方法や、正しい洗車方法などを詳しく解説しました。


一日中潮風にさらされる車は、放置していると寿命が短くなりますが、正しい対策と洗車を行うことで、劣化を防ぎ美しさを保てます。


この記事を参考に、こまめな洗車やコーティングで大切な愛車を塩害から守りましょう。


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