
車の虫取りは家にあるものでできる?プロおすすめクリーナーと対策を解説
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「車にこびり付いた虫の汚れがなかなか取れない…」
「車の虫汚れの対策方法が知りたい!」
夏場に車を運転していると、気づかないうちに虫がびっしり付いていた経験はありませんか?
汚れを落とすのが面倒だからと放置すると、塗装にダメージを与える原因にもなります。
そこでこの記事では、車に付いた虫汚れの落とし方や対策方法をプロが詳しく解説します。
この記事でわかること
車についた虫汚れが取れない理由
家にあるもので車の虫取りをする方法
車の虫対策方法
また、おすすめの虫取りクリーナーも3つ紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事のもくじ
車についた虫シミが取れない理由

まずは車についた虫シミが取れない理由について解説します。
虫の体内には人間の血液と同じようなタンパク質が含まれています。タンパク質は高温になると固まるため、温かい車のボディに触れると成分が変化し取れにくい汚れとなるのです。
こびりついた汚れを無理やり剥がそうとするとボディに傷をつけてしまう可能性もあります。
また、虫の体液には、タンパク質以外にも「蟻酸(ギサン)」や「酢酸(サクサン)」など酸性の液体が含まれている場合があります。これらは車の塗装を傷める原因となるため、付着したらすぐに汚れを落とすのがおすすめです。
虫がこびりつく前の洗車がポイント

車に付着した虫汚れは時間が経つと落ちにくくなりますが、付着してすぐなら虫の成分が完全に乾燥していないため簡単に洗い流せます。
濡れタオルで拭き取ればスムーズに虫汚れを落とせるでしょう。
また、自宅での洗車が面倒な場合は、ガソリンスタンドのドライブスルー洗車を利用するのもおすすめです。
1,000円程度で手軽に洗車できます。ただし、手洗いに比べて細かい部分までしっかり洗えないことや、費用がかかる点には注意が必要です。
マンションやアパートでの洗車が難しい方はこちらの記事もチェック
家にあるもので車の虫取りをする方法
虫汚れを放置してしまい、こびりついても家にあるもので落とせる場合があります。
家にあるもので車の虫取りをする方法
お湯で洗う
食器用洗剤を使う
どちらも簡単な方法なので、ホースや濡れタオルで落ちない場合は試してみましょう。
お湯で洗う

虫汚れが頑固な場合はお湯で洗いましょう。
70℃程度のお湯にやわらかい布やマイクロファイバータオルを浸し、汚れの上にしばらく乗せます。
すると蒸気で汚れが浮き上がり簡単に拭き取れるようになります。
ただし、熱々のお湯を使うとボディが変形する恐れがあるため注意しましょう。
マイクロファイバータオルなら、クリーンエクセルの 「エッジレスマイクロファイバークロス」 がおすすめです。
抜群の吸水力で洗車後の拭き上げにぴったりの商品です。
また、一般的なマイクロファイバータオルにある「フチ」がないため、車を傷つける心配がありません。
1枚300円とお手頃な価格なので気になる方はチェックしてみてください。
食器用洗剤を使う

食器用洗剤には虫汚れに含まれるたんぱく質や油分を分解する力があるため、頑固な虫の体液や汚れを落とせます。家庭にあるもので手軽に使える点も魅力です。
しかし、市販の食器用洗剤を使う際には注意点があります。酸性の洗剤はフロントガラスや塗装を痛める原因となるため中性を選ぶ必要があります。
また、中性であってもワイパーなどフロントガラス以外の部分は劣化する可能性があります。取り扱いに注意しましょう。
※基本的には次の章から紹介する虫取りクリーナーを使用するのがおすすめです。
【簡単に洗浄!】車におすすめの虫取りクリーナー3選
お湯や食器用洗剤を使っても汚れが落ちない場合、虫取りクリーナーの使用を検討しましょう。
車におすすめの虫取りクリーナー3選
KeePer技研「コーティング専門店の虫とりクリーナー」
SurLuster(シュアラスター)「ゼロクリーナー」
ソフト99「フクピカ お手入れシート 虫・フン取りシート」
上記3つは洗車のプロが厳選したおすすめの商品です。虫取りクリーナー選びに迷ったらこの中から選びましょう。
KeePer技研「コーティング専門店の虫とりクリーナー」
KeePer技研の 「コーティング専門店の虫とりクリーナー」 は虫汚れに水を浸透させ、ふやかし取り易くします。
そのため、従来の虫取り剤と違い、ボディやガラス面のワックスやコーティングを落としてしまうことがありません。
使い方も簡単で、虫の付着している部分にムラなくスプレーし、キレイなスポンジやマイクロファイバータオル等で拭き上げるだけです。
スプレータイプの気軽に使用できる商品を探している方にはおすすめの商品となっています。
SurLuster(シュアラスター)「ゼロクリーナー」
SurLuster(シュアラスター)の 「ゼロクリーナー」 は、スプレーして拭くだけで虫汚れを簡単に落とせるクリーナーです。
泡の力で汚れを浮かして落とすため塗装に優しく、コーティング施工車にも安心して使えます。さらにウインドウガラスやスチールホイール、メッキにも使用可能です。
また、虫汚れだけでなく水アカや鳥のフンにも使えます。
ソフト99「フクピカ お手入れシート 虫・フン取りシート」
もっと簡単に虫取りができる商品を探している方には、ソフト99の 「フクピカ お手入れシート 虫・フン取りシート」 がおすすめです。
シートタイプなのでサッと拭くだけで、虫の死骸や鳥のフン、樹液等、塗装を傷める汚れを落とせます。
値段も500円以下とお手頃なので、頻繁に車に乗らない人はこちらの商品を車に1つ乗せておくのがおすすめです。
また、外出先で気になる汚れをすぐに落としたい方にもおすすめの商品と言えるでしょう。
できれば虫取りはしたくない...車の虫対策方法

ここまで車にこびりついた虫汚れの落とし方について解説しましたが、汚れを落とす作業は面倒です。
そこでここからは、そもそも車に虫汚れを付けないための対策を2つ紹介します。
車の虫対策方法
夜間の高速道路は走らない
車をコーティングする
それぞれ確認していきましょう。
夜間の高速道路は走らない

車に虫汚れを付けたくない方は夜間の高速道路は走らないようにしましょう。
夜間はヘッドライトの光に虫が集まりやすいため、高速道路を走行していると、虫がバンパーやボンネット、フロントガラスに次々と衝突してきます。
特に夏場は虫の活動が活発になるため、短時間でも大量の虫汚れが付着します。
夜間に走る必要がある場合は、走行後すぐに洗車して汚れを落としましょう。
車をコーティングする

コーティングすると車の表面に膜ができ、虫の体液や汚れが直接塗装に浸透するのを防ぎます。
特にガラス系やセラミック系のコーティングは耐久性が高く、虫の体液による酸性のダメージから塗装を守る効果もあるため、虫が多い季節や長距離運転が多い人にはおすすめの対策です。
しかし、コーティングしていても汚れを放置するとこびり付くため、虫が付いたら早めの洗車や拭き取りを行いましょう。
車の虫取りは家にあるもので簡単にできる

この記事では車に付いた虫汚れの落とし方や対策方法をプロが詳しく解説しました。
車に付いた虫汚れを放置すると、虫の体液が塗装にダメージを与える可能性があるため、できるだけ早く汚れを落とすのがおすすめです。
お湯や食器用洗剤など家にあるものでも汚れは落とせますが、頑固な汚れには虫取りクリーナーを使いましょう。
車におすすめの虫取りクリーナー3選
上記の商品はどれも洗車のプロがおすすめする商品です。虫取りクリーナー選びに迷ったらこの中から選べば間違いありません。
また、洗車の拭き上げにはクリーンエクセルの 「エッジレスマイクロファイバークロス」 がおすすめです。
抜群の吸水力で洗車後の拭き上げにぴったりの商品なため、こちらの商品の購入も検討しましょう。